マリアナ海溝

2011年10月28日
1 : 名無しさん@涙目です。(香川県) :2011/10/27(木) 22:13:00.43 ID:Fql4np4f0 BE:1059470036-PLT(20000) ポイント特典
 深海には奇妙な生物達が生息しているが、クセノフィオフォラはその筆頭格だろう。海綿のような外見をした大型の原生動物で、アメーバのように1つの細胞のみでできている。カリフォルニア州ラホヤのスクリップス海洋研究所が7月に実施した遠征調査で、クセノフィオフォラの深度記録が更新された。調査の舞台は世界で最も深い海、マリアナ海溝だ。

 クセノフィオフォラは体長約10センチ。既知の単細胞生物では最大の部類で、世界中の深海に生息している。

 マリアナ海溝での水深1万600メートルは、ニューヘブリディーズ海溝の記録を3000メートルも上回った。

 スクリップス海洋研究所の海洋学者で、遠征調査のデータを分析したリサ・レビン氏は、「深海限定の生物は多くないが、クセノフィオフォラはその1種だ」と説明する。

 マリアナ海溝の調査では、ナショナル ジオグラフィック協会が開発した「ドロップカム(Dropcam)」が活躍した。照明とデジタルビデオカメラを搭載した装置で、自重で海底まで沈む。

 分厚い耐圧ガラスの壁で保護されたドロップカムには、深海にひっそり暮らす海洋生物をおびき寄せる餌が仕掛けてある。最も深い海を泳ぐクラゲなども、ドロップカムのカメラで撮影されている。

 レビン氏はナショナルジオグラフィック ニュースの取材に対し、「深海の生物群は地球上で数が一番多く、多様性の相当な部分を抱えている。しかし、その大部分はまだ解明されていない」とコメントしている。

「深海生物に関する主要な発見の多くは、海底まで降下したさまざまな観測機器がもたらした」。イギリス、サウサンプトン大学の海洋生物学者ジョン・コプリー氏はその意義を語る。

「ドロップカムは先進的な機器だ。遠隔操作無人探査機(ROV)や潜水艇より低コストで、海底の調査にもってこいだ」とコプリー氏。「クセノフィオフォラが深度1万メートルを超える深度で見つかったことは、そういう深海には研究の余地がまだまだあると示している」。

 アメリカ、プリンストン大学で深海の微生物を研究するタリス・オンストット(Tullis Onstott)氏も、今回の発見を絶賛している。「巨大な線虫も深海にいるかも。私の研究対象なんだ」。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20111027001&expand#title

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